MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

ナヤミッドレンジ(晴れる屋平日スタン、FNM、スタンダードショーダウン)

先週の振り返りはこちら↓

ナヤミッドレンジ(今週のショーダウン振り返り) - ぷろすたのぐだスタン日記

 

今週はダメダメでした!

でも振り返っていきます。本当は泣きたい!!

 

もくじ

 

今回のデッキリスト

ナヤミッドレンジ

*クリーチャー 20

(2) 成長室の守護者 4

(2) 協約の絆、イマーラ 4

(3) 秋の騎士 3

(3) 軍勢の切先、タージク 2

(4) 正義の模範、オレリア 2

(4) 再燃するフェニックス 3

(5) スカルガンのヘルカイト 1

(5) 黎明をもたらすものライラ 1

 

*呪文 16

(1) 軍団の上陸 3

(2) 裁きの一撃 1

(2) 溶岩コイル 2

(3) ベナリア史 4

(4) 議事会の裁き 3

(4) 英雄的援軍 3

 

*土地 24

踏み鳴らされる地 4

根縛りの岩山 1

聖なる鋳造所 4

断崖の避難所 4

寺院の庭 4

陽花弁の木立ち 4

平地 1

 1

 1

 

*サイド

(2)/(2) 争闘/壮大 2

(1+x) 苦悩火 1

(2) トカートリの儀仗兵 3

(2) 燃えがら蔦 2

(3) 防御牝馬 2

(4) イクサランの束縛 1

(4) ウルザの後継、カーン 1

(4) 混沌をもたらす者、ドムリ 1

(5) ビビアン・リード 1

(6) 殺戮の暴君 1

 

変更点解説

前回の反省点として、溶岩コイルのサイドイン率が異常に高かったこと、スゥルタイ対策が一切できていないということがありました。理由の一つにイエサブ立川店にスゥルタイを持ち込む人がいないからというのはあったんですが、さすがにブログでデッキを見せている手前、全く対策がないってのも考えもんだな、ということでその枠を作ることにしました。

 

何を抜くのかということで、まずメインの除去の内容を考え始めました。

裁きの一撃は、このデッキで有効かつ強力なインスタント除去で、パワーがタフネス以上あればなんでも殺せるという良カードです。

ただ、現環境でこちらが仮想するべき、インスタントで処理したいカードの中で最も重要ポイントになる(と個人的に思っている)人質取りを殺せないという最大のデメリットがあります。

基本的にはこちらは1枚のカードで複数を使った対処を迫るデッキなので、それを相手に使われた日には複数の手段で除去することが難しいこのデッキではたちまち絶望的な状況に追い込まれてしまいます

それゆえに、その状況を作られてしまう人質取りと正気泥棒という2枚は最も警戒しなければいけないカードでした。

 

そうなると、自然と裁きの一撃を減らしてサイドの溶岩コイルをメインへ、という流れになります。

サイドにお守りがてらもう1枚の裁きの一撃を入れたいところでしたが、さすがにトカートリの儀仗兵くんの枠を作ろうとすると無理でした。

トカートリの儀仗兵の役割上、最低でも3枚をとる必要があると考えたので、あともう1枚、何かを抜かなければいけません。

そこで、何に対してもキラーカードになっていなかったシャライを抜くことにしました(マナフラ受けにしたかったけど…)

 

 

対戦結果

3/29晴れる屋14時スタンダード:0-2

 対スゥルタイミッドレンジ ××

 対白赤アグロ ××

 BYE

       結果:0−2

 

3/29イエローサブマリン立川店FNM:1-2

 対イゼットフェニックス ××

 対スゥルタイミッドレンジ ○○

 対グルール戦士 ○××

       結果:1−2

 

3/30イエローサブマリン立川店SSD:2-2

 対赤単タッチ黒 ○○

 対赤単タッチ黒 ○○

 対エスパーミッドレンジ ××

 対赤単 ×○×

       結果:2−2

 

振り返り

対スゥルタイミッドレンジ(探検型)

待望の探検型スゥルタイと対戦。

1戦目、こちらの先手でスタートするも、序盤はイマーラが相手クリーチャーでストップ、その後全員でなだれ込んで終わり、の状況から最終で盤面をリセットされ、野茂み歩き→翡翠光のレインジャーで大量ゲインされたところでハイドロイド混成体で蓋。航空戦力を人質取りで除去されフィニッシュ。

2戦目、こちらは7枚キープに対して相手はトリプルマリガン。しかし、2ターン目野茂み歩き→3ターン目翡翠光のレインジャーでゲイン+地上を封殺され、そのあとも航空戦力を人質取りで対処されてゲームエンド。

 

対白赤アグロ

1戦目、こちらの先手で始まるも、2ターン目に出したイマーラが相手のサンホームの重鎮を前にもじもじ。アド獲得手段を失っているその間にロクソドン→ベナリア史と繋げられ、こちらの盤面の枚数が足りずに押し負け。

2戦目、こちらがトリプルマリガンになる。上記と同様の展開になって負け。

 

対イゼットフェニックス

1戦目、こちらの動きが緩慢なのに対し、対戦相手に適宜除去をもらいつつ、きっちりとフェニックスを決められて負け。

2戦目、こちらのマリガンでスタート。除去寄りのハンドでスタートしたものの、相手は電術師すら出してこず、こちらは動作が緩慢になり、その間にドレイク複数体できっちり決められて負け。

 

対スゥルタイミッドレンジ(オメガスゥルタイ)

こちらは正気泥棒+人質取りのオメガ型。

1戦目、きっちりイマーラ→ベナリア史→英雄的援軍で勝利。

2戦目、相手の正気泥棒をオレリアで封殺しつつ、PWでしぶとく対処を迫り勝利。

 

対グルール戦士

1戦目、こちらが乗り越えられないゴブリンの鎖回しをきっちり除去しつつ、成長室の守護者を複数並べてアド差で勝ち。

2戦目、防御牝馬+秋の騎士で徹底的にゲイン→フェニックスで空中から相手のライフを削りつつ、相手の脅威を除去して残りライフを2まで詰めたまではよかったものの、単独で殴っていたフェニックスを除去され、その後スカルガンのヘルカイトで封殺されて負け。

3戦目、これまた同じような展開になりライフ1まで削ったところでこちらはライラが戦場にいる状態。完全に勝負ありと思われたものの、相手がトップしたクロールの銛撃ちでライラが倒れ、そのあとはドムリの暴動付与能力で速やかにライフを削られて負け。銛撃ちがなければ勝っていた。

 

対赤単タッチ黒(ヤソ構築)

1戦目はイマーラに相手の除去を使わせ、秋の騎士でゲイン、返しに鎖回しを置かれて盤面が綺麗になるも、オレリア→成長室の守護者を順応で鎖回しを圧倒し、アド差で勝利。

2戦目はドリルピットでこちらのフェニックスに対処されるも、同様の動きでアドを取りつつ動き、相手が実験の狂乱を着地させたところで議事会の裁きで封殺。こちらはPW3枚を持ってくる神のようなドローでアドを稼ぎ、そのまま勝利。

 

対赤単タッチ黒(コントロールバーン?)

1戦目、こちらの対処を迫るカードに相手が徹底して除去を当てるも、こちらがアドバンテージを取り続けて勝利。

2戦目、相手がより除去を増して対処するも、同様の動きで勝利。

 

対エスパーミッドレンジ

こちらは友人の半オリジナル構築。序盤は第1管区の勇士+多色呪文(万全/番人、思考消去、屈辱など)で除去、ベナリア史で盤面のアドバンテージに繋げた後、PWデッキ収録のドビンに繋げて相手の盤面に対処、その後正気泥棒や人質取りで手札切れを解消し、安全圏でテフェリーを着地させて蓋をして勝つ、というデッキ。本人曰く、相手のカードをデッキトップに送り、正気泥棒で「これは今いらないなぁ」と墓地に落とすのは非常に快感とのこと(まさに外道w

1戦目、2戦目ともになすすべなく負け。相手の展開タイミングとこちらのなだれ込むタイミングが全く合わない。プレイヤーの発想力を含めてどう考えても勝てない相手。

 

対赤単

こちらは先手でしか絶対勝てない相手。序盤のイマーラが迅速に除去されたあと、鎖回しのために英雄的援軍が機能せず。危険因子や舞台照らしでアドを稼ぐタイプの純正赤単には後手を捲るのが相当に難しい模様。

 

 

まとめ

今回はなかなかに散々でしたが、待望の探検型スゥルタイと対戦できたのは貴重な経験でした。

 

ハッキリ言って、野茂み+レインジャーを乗り越えるのはこれじゃ無理!w

 

相手の方はこちらの飛行戦力が脅威になる、と仰っていましたが、どうしても人質取りでフェニックスを取られてしまうと弱いのでどうしようもないという点と、それまでにある程度ライフを削ってお膳立てしておかないと相手のビッグアクションの前にこちらがライフを削りきれない、というのがあり、ライフ回復がこちらの負け筋に直結してしまいます。そのためには確実にトカートリの儀仗兵を持ってゲームを始めなければならないので、4枚目の儀仗兵を採用できなければ探検型スゥルタイには勝つのが難しいと感じました。

それに対してオメガ型のスゥルタイにはそれが備わっていないため、こちらが多角的な攻めを実行しやすく、相手の正気泥棒を看破して、うろたえ弾の人質取りを無視してライフを削るor除去して取り戻すと勝てるのかな、と感じました。

そして、やはりイマーラを3ターン目に攻撃させることがこのデッキの一番の動きになるため、最高速度で展開する白単や赤単にはこのデッキで勝つのは不向きだと感じています。逆に、その動きに次ぐスピードである赤単タッチ黒や、グルール戦士などには、除去をそこで使わせた後に対処の難しいオレリアやフェニックスが着地するため相性がいいと感じます。

なので、

赤単と白単に不利、赤黒とグルールには微有利、探検型スゥルタイには不利、オメガ型スゥルタイには微有利、青単には有利、コントロールにはだいたい有利(だが相手の引く全除去の枚数次第)、それ以外はだいたい五分。

ということが見えてきました。

 

見えてきたのはいいのですが、今回でなかなかナヤミッドレンジに疲れてきたので、そろそろ次のデッキを考え始めようと思います。友人たちもヘンテコデッキを作って遊び始めたので、灯争大戦までの残りの期間はお遊びデッキを作ってみようと思います(もちろんデッキリストと対戦結果はアップします)。

そのため、ナヤミッドレンジシリーズは今回で一旦終わりにします。お付き合いいただきありがとうございました!